壁掛けマルチエアコン工事 ダイキン PAC45RV 交換工事(横浜市)施工事例です。

壁掛けマルチエアコン工事 ダイキン PAC45RV 交換工事(横浜市)施工事例です。

いつもお世話になっております。マルチエアコン専門店、株式会社中村建創の岩田と申します。

本日の工事は ダイキン製マルチエアコン マルチパックPAC45RV の交換工事を承りました。

こちらが施工完了後の写真になります。

交換後 壁掛けエアコン

交換後 壁掛けエアコン C28RTV-W

交換後 壁掛けエアコン

交換後 壁掛けエアコン C22RTV-W

交換後 室外機

交換後 室外機 MP45RV

今回交換するエアコンは2.2kwと2.8kwと室外機のマルチパックというセット商品になります。

セット商品にする事でお値段がリーズナブルな価格設定になっております。

 

エアコンを交換前に既存のエアコン冷媒ガスを室外機に集める為ポンプダウンをします。

冷房運転をして室外機高圧側のバルブを閉めます。これによって室外機へ冷媒ガスが集まっていきます。

完全にガスを回収する事が出来たら低圧側のバルブを閉じエアコンの運転を停止させます。

ポンプダウンが終わると冷媒配管を外してもガスは出てこない状態になります。

エアコン用のブレーカーを確認してブレーカーを落とします。

室外機の電源部分にテスターをあてて電圧を測定、電気が来ていない事を確認します。

 

室内機の取り外し準備に入ります。

 

エアコン周りの作業をする場所全体を養生します。

室内機の取り外し、取り付けをする為に脚立をエアコンの下に立てます。

エアコンのカバーを外し通信線、冷媒ガス配管、排水用のドレンを外します。

取り外す時に周りを汚さないように気を付けながらはずしていきます。

 

室内機を取り外し部屋の外まで持っていきます。この時も周りに気を付けながら運んでいきます。

 

室外機も周りに気を付けながら慎重に運び出します。

 

既存のエアコンが運び出し終わり、次に新規エアコンを準備して室内に運んでいきます。

お部屋の広さに合わせた性能のエアコンを選定しているので取り付けるお部屋を間違えないようにしっかりと確認して運んでおります。

新規エアコンの裏板を取り外して、設置する場所に仮止めをします。

周りの広さを測り、設置位置を決めたら裏板の水平を測ります。ドレン排水の有る方が若干下がるように取り付けます。

排水の勾配を確保する為にわずかに下げております。

裏板の取付が終わり、次は冷媒配管の加工を進めます。

銅管の先をラッパ状に広げるフレア加工をします。この部分の加工が甘いとガス漏れの原因になる可能性が高い為、加工後の確認は念入りにします。

フレア加工をした内側が鏡面のようにつるつるな仕上げになっているか、内側や本体側の接続部に傷が無い事を確認し、フレアが歪んでいない事を確認する為、正面から見て真円になっている、銅管内に切り粉や汚れ等無いか順番に確認していきます。

もともとの銅管が短い場合は専用の部材で銅管を延長接続し、長さが届くようにしています。

接続する場所が増える為ガス漏れをしないように1カ所ずつ確認をしながら延長をします。

通信線の長さを確認して端子台に届く長さが有るか見ます。

足りない場合は通信線の延長をします。延長箇所は当然しっかりと確認をしております。

ドレンホースを排水用の塩ビ管に合わせて長さを調整します、今回は壁開口部の近くに排水用塩ビ管が有る事が確認出来ているので

ドレンホースの長さを塩ビ管に余裕をもって届くように調整します。

 

エアコンを取り付ける時にドレンホースを差し込みながら取り付けるか、それが難しい時は先に塩ビ管へドレンホースを差し込み、後からエアコン室内機へつなぎます。

配管、配線、ドレンまで準備が出来ました。

室内機の上側を裏板にかけて、下側は作業をする為まだ固定せずに持ち上げた状態にしておく為壁と本体の間に被粘着テープ等をはさみます。

エアコン壁側からきている銅管と室内機の接続部を真っすぐに合わせてナットを手締めします。

手で締まらないところまで締めてから、トルクレンチを使用して既定の強さで締めます。

低圧と高圧の配管を両方ともトルクレンチを使用して締め、締めたことをわかるようにマジックでチェックをしておきます。

配管の接続が終わり、次に配管を断熱する為配管周りの断熱材をしっかりと隙間ないようにビニールテープで巻き次に包帯のような断熱材を巻き、最後に被粘着テープを巻きつけ断熱をします。

ここがしっかりできていないと水漏れの原因になるので確実に断熱します。

 

次に通信線を端子台に差込みもます。黒 白 赤の線を確実に差込み、差込間違いが無い、差込不足が無い、引っ張っても抜ける事が無いように確認をしています。

次にドレンホースですが、今回は塩ビ管へ先にドレンホースを差し、本体を取り付けてからドレンホースを繋ぎます。

今回先に取り付ける理由はドレンホース近くの壁穴が小さい為先に入れておく事でドレンホースが確実に塩ビ管へ入っている事が確認しやすいからです。

配管、配線、ドレンホースの準備が出来たので、室内機下側を裏板へはめ込みます。

はめ込む際に、配線を挟んだりしないように注意して取り付けます。

裏板へはめ込んだら、地震での落下防止の為はめこんだ場所の近くにビスを止める場所箇所が有り、2カ所ビス止めをします。

ドレンホースを室内機へ繋ぎ抜けないか確認します。

 

室内機本体の配管、配線接続とドレン接続、裏板への固定が終わりましたので、先にはずした本体のカバーを取り付け直しビス止めをします。

2台目の室内機も同様に施工します。

 

室外機の施工に入ります。

 

今回は地面置きです、もし地面の水平が取れていない場合は先に地ならしをしてから施工を進めて行きます。

室外機の設置位置に合わせ配管の長さが足りる事を確認してからフレア加工をします。

フレア内側を鏡面仕上げにし内側に傷が無い事、フレア部分に歪みが無く真円になっている事、汚れや破片の付着が無い事を確認します。

冷媒配管は被粘着テープを使い断熱材をしっかりと巻いていきます。

フレア加工とテープ巻きが終わったら、フレア加工した部分と室内機のフレア接続部を真っすぐ位置を合わせてナットを手締めをします。

この時点で配管が真っすぐに出来ていないとナットが上手く閉まりません。ナットが上手くしまるように真っすぐ合わせます。

手締めで締めれるところまで締めてから、次にトルクレンチでフレアナットを締めます。

トルクが作動したらそれ以上は締めずに、再度トルクレンチで確認し、トルクが作動した事を確認後にマジックでチェックをします。

室内機と室外機の配管接続が終わり、真空引きが出来る状態になりました。

 

真空ポンプを室外機サービスポートへ接続し冷媒配管とエアコン本体内部の空気を抜いていきます。

真空引きに少し時間がかかるのでその間に通信線の加工と接続、差込の確認、引き抜ける事がないかを確認します。

真空状態が出来たら真空ポンプについているマニホールドのメーターの数値を確認し。真空ポンプ側のバルブを閉じしばらく時間を置きます。

配管接続や加工に不具合が有るとこの時点で真空状態が保たれなくなり数値が動くので、しっかりと数値が変わらない事を見ます。

数値が変わらない事を確認してから真空ポンプの取り外し、室外機内の冷媒ガスバルブを六角レンチで低圧、高圧共に全開にします。

これで動かす準備が出来ました。

エアコンブレーカーを上げエアコンの試運転を行います。

今の時期は暖房運転をして確認をします、1台ずつ試運転をし、最後に2台同時運転をします。

暖まる事を確認できたらお客様にもご確認頂きます。

本日の施工も問題無く完了致しました。

ご利用頂きまして誠に有難うございました。

マルチエアコン設置のご相談、交換、取替えは株式会社中村建創にお任せください。

 

メーカー ダイキン
型式 PAC45RV(C22RTV-W,C28RTV-W,MP45RV)
工事費込金額 ¥253,000-
地域 横浜市
施工時間 約3時間

 

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