天井埋込形1方向2台マルチ ダイキン C40RCV(2台)と3M68RAV交換工事(大田区田園調布)施工事例

天井埋込形1方向2台マルチ ダイキン C40RCV(2台)と 3M68RAV交換工事(大田区田園調布)施工事例

いつもお世話になっております。中村建創の岩田です。
本日は室外機1台に対し、天井埋込形1方向が2台のマルチエアコン交換工事のご依頼を承り、大田区田園調布へ施工に行きました。
施工完了後のお写真からご覧ください。

ダイキン 天井埋込1方向 C40RCV 1台目

ダイキン 天井埋込1方向 C40RCV 2台目

交換前 天井埋込1方向 1台目

交換前天井埋込1方向 2台目

天井埋込形2台の交換工事の為、朝9時30分くらいから施工を始めると、だいたい14時~15時くらいまでお時間を頂く工事となります。

まずはポンプダウンをします。

エアコン2台とも強制冷房運転で動かして室外機側の高圧バルブを閉める事で、室外機へ冷媒ガスを回収していきます。

ガスの回収が終わったら低圧側のバルブを閉めすぐに運転を停止します。

配管のナットを少し緩めてもガスが出ない事を確認してからエアコンのブレーカーを切り室内機と室外機の取り外しに入ります。

冷媒配管と通信線、電源線を取り外し室外機を運び出せる状態にします。

天井埋込形エアコンの工事は2名での施工となっておりますので、もう1名は室内機の取り外しを途中まで進めていきます。

室内機側も配管と配線を取り外し、排水用のドレンも取り外したら、2名で1台ずつ天井のエアコンを降ろしていきます。

 

新しいエアコンを設置する前に、既存のエアコンを固定していた部材の位置の確認、配管、配線の確認、排水位置の確認をして必要な部材を選定し持ってきます。

マンション等ですと材料やエアコン本体の上げ下げでも時間がかかるので、なるべく効率よく無駄のないように工事を進めていきます。

室内機1台ずつ施工を進めて行きます。

冷媒配管を加工し、エアコンからの排水用ドレンを接続する為の塩ビ管を作り直し位置を合わせます。

次にエアコンを天井に吊るすための部材を新規エアコンのサイズに合わせて位置を変更します。

エアコンを支える部分なのでしっかりとナットの増し締めをして固定します。

エアコンを吊るす準備が出来たところで2名でエアコンを天井に持ち上げて固定します。

2台目も同じように2名で持ち上げて固定します。

天井に吊るす事が出来たら今度はエアコン室内機の本体へ配線、配管、ドレン配管を接続していきます。

配線は確実に接続し差し間違えが無い事も確認します。

ドレン配管接続部分の塩ビパイプは勾配やエアコンからの排水位置がおかしくないか確認して作っています。

冷媒配管は新しいエアコンの取付位置に合わせ銅管をパイプカッターで切断しリーマーでバリを削りとりフレアツールを使用してフレア部分を加工します。

ここは重要なポイントなのでフレアの内側が鏡面状になっているか、傷がついていないか、削りカスなどついていないかを確認して問題が無ければ、トルクレンチを使用して配管を接続します。

一度トルクレンチで締めてトルクがカチッと作動したのを確認して、マジックで印をつけます、再度トルクレンチで締めトルクがカチッとなる事を確認してOKマークを書きます。

 

次に室外機の施工に入ります。

1台目と2台目の配線と配管を間違えないように印をつけておいてから取り外します。

エアコンの配管は被粘着テープで巻いて保護します。

新しいナットを室外機側から取り外し、銅管を切り直してリーマーを使用しバリを取ります。

ナットを配管に取付てからフレアツールで先端をフレア状に加工します。フレア部分にゆがみが無いか、内側は鏡面仕上げが出来ているか。削りかす等ついていないかを確認しながら加工します。

既存の室外機の配管接続部分と新しい室外機配管接続部分の位置が違う事が多いので、室外機の置き場所に配管が確実に繋げれるように考えて施工しています。

室内機2台の配管接続と室外機の配管接続が出来た時点で真空ポンプで銅管内の空気を抜いていきます。

配線をしっかりと接続し間違えが無い事を確認します。

配管内の空気を引き終えたらマニホールドのメーターの位置を確認してしばらく時間を置きます。ここで配管の接続に不具合が有るとメーターが動いてしまいます。

片づけを進めながら再度マニホールドのメーターを確認し、メーターが動いていなければ問題無いので真空ポンプを取り外します。

真空ポンプとマニホールドを取り外し、エアコン室外機のガスバルブを解放します。

ブレーカーを上げてエアコン室外機の誤配線チェックを開始します。しばらくエアコンが自動で動き配線と配管の間違えが無いか確認をする作業です。

誤配線チェックが完了したら試運転を始めます。マルチエアコンの場合は1台ずつ試運転をして最後に2台同時に動かします。

1台目の暖房運転をし温風を確認、2台目の暖房運転をし温風を確認、その際1台目は一度止めます。

2台ともに温風を確認できたら同時に運転をします。

室内機側から暖かい風が出て、室外機側からは冷たい風が出ていることを確認します。

エアコン室内機側からドレンパンへお水を流し、排水が正しく行われるか確認します。

排水がされている事を確認して問題が無い事をエアコン動作をお客様にも確認して頂きます。

お部屋が暖まりエアコンの動作確認が確認できたら施工完了となります。
この度は株式会社中村建創をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

お客様に問題無くエアコンを使って頂けるようにしっかりと施工をさせて頂いております。

また何かお困りごとがございましたら、お気軽にお問合せくださいませ。

メーカー ダイキン
型式 システムマルチ 3M68RAV/C40RCV(2台)
工事費込金額 ¥490,680-
地域 大田区田園調布
施工時間 約6時間

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